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2005年7月31日 (日)

山本東次郎コレクション

 大蔵流狂言方、山本東次郎さんよりご案内を頂き、山本家の装束、狂言面などの虫干しを見学させてもらいました。一三時半杉並能楽堂。 (東次郎先生のお宅と同じ場所)
 舞台、橋掛かり、見所までずらりと並べられた装束・・・柔らかい自然光の中で見るとまじで美しいです。 

   

 さらに、東次郎さんじきじきに、狂言面の解説をしてくださり、拝聴しました。黒式尉、白式尉、父の尉(これを使う翁は見たことがない)、 また間狂言用の面を間近で見られたのはよかったです。狸の面(「狸腹鼓」用)もいい感じ。

   

 東次郎さんによれば「狂言面だからといってはじめから笑いをねらった物は下作。おかしみは滲み出るもの」何事もそうですなぁ。 ところで装束に描かれた網の文様を見学の小学生が「これって東京タワーですか?」 と言ったので山本則俊さんや東次郎さんの奥さんが喜んでおられました。

   

 舞台上の装束は、長いパイプを糸で固定し、衣紋かけに掛けられていました。その糸の交差すらひとつのデザインになっている。 能狂言らしい「直線の美」(by吉越立雄)と言えるでしょうか。

  

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